いまからはじめるAnsible#1を開催しました
皆様、おはようございます。ひよこ大佐です。
大雪に見舞われた東京も、徐々に雪が溶けはじめました。ただ今週末にまた雪が降るかもしれないとの予報で、今から憂鬱な気分です。
インフラ勉強会
勉強会に参加されるエンジニアの方は非常に多く、ConpassやATNDをちらりと眺めただけでも数え切れないほどのさまざまな勉強会が開催されています。
そんな中にあっても「インフラ勉強会」が他と一線を画すのは、そういった対面での勉強会と異なり、場所の制約を受けないオンライン限定のコミュニティであるということです。
Discord上でLinux、Networkからセキュリティ、コンピュータアーキテクチャの話に至るまで、インフラに関わる多様な領域を議論するチャンネルが存在し、日々議論、情報共有や雑談、LT、勉強会を開催しています。
今回私は1/28(日) 21:00から1時間ほどAnsibleの概要や初歩的な使い方を説明する勉強会を開催しました。
GitPitch + 画面共有 + Discordのボイスチャット
Discordにはボイスチャットチャンネルが存在するので、超多人数のボイスチャットが実現可能です。そのシステムとテキストチャットによるコミュニケーション、画面共有ツール「join.me」で参加者にデスクトップを共有し「GitPitch」を使ってGitHub上に作成したMarkdownのドキュメントをスライドとして表示させました。
実際に使用したGitPitchのスライドがこちらです。
https://gitpitch.com/hiyokotaisa/ansible-101/draft
Githubはこちら。
https://github.com/hiyokotaisa/ansible-101/blob/draft/PITCHME.md
この方式であれば、配信者も手軽にいつでも配信でき、参加者もDiscordのVC(ボイスチャット)を聞きながらスライドを眺めるだけでよく、ラジオ的に聞き流すことも可能で、非常に参加のハードルが低いのが利点です。参加できなかった方も、WikiページにスライドのMarkdownをベースに補足したものを参照すれば勉強会で触れた内容、デモの手順まで把握できます。
当日は参加者がjoin.meの上限である50人を上回ってしまったため急遽参加者の方に多重配信していただいたり、draftからmergeし忘れたりなどのトラブルはありましたが、概ね好評をいただけたようで非常によい体験ができました。
今後の勉強会のあり方
勉強会はいままで、ハードルが高いものでした。発表者にとっても参加者にとっても、時間も場所も制約を受けてしまい、なかなか忙しい合間を縫って参加することができない方も多く、大きな機会損失がありました。その制約を受けずに参加できるのがオンライン勉強会です。
いわゆるWebinarと呼ばれる形式の勉強会は、大企業が主催する勉強会などでは存在していました。ただ、インフラ勉強会のようにコミュニティから生まれ、草の根的に広がりつつあるこの動きに、非常に大きな可能性を感じます。今後も、この動きがますます拡大していくことを願っています。